人参栽培について(冬に収穫する場合)

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今回はニンジンについてお伝えします。種まきは8月下旬から9月上旬がベストです。残暑が厳しすぎる場合は9月上旬がおススメです。品種は色々ありますが人気種はタキイの新黒田五寸です。名前の通り五寸(15センチ)くらいになり良く太り大変甘い品種です。人参の種はこんな感じです。

またコート種子やペレット種子と呼ばれるにんじんの種もありますがこちらの種の方が数が多く入っています。人参の種は乾燥に弱く発芽しにくいので種まき時のポイントがいくつかあります。

土づくりをして(肥料は少なめです)畝を立てたら竹支柱などでスジを作ります。ニンジンは最終的に株間が5センチくらいで収穫できるのでスジ撒きで種を撒きます。発芽率が悪いので多めに撒くといいです。種を撒いた後、乾燥防止のためもみ殻を撒きさらに不織布で覆います。にんじんは害虫はキアゲハくらいしか来ないので不織布のすそはしっかり留めなくても問題ありません。あくまで乾燥防止です

種を撒いた後最後に水をたっぷりあげましょう。ニンジン種は薄く乾燥に弱いので三日間くらいは毎日水をあげたいところです。雨が降るタイミングで種まき出来れば最高ですね。種が発芽すれば8割成功です。ニンジンの丈が5センチくらいになれば2~3センチに一株に間引いてください。最終は5,6センチの株間で収穫になります。植え付けから収穫まで約120日です。

種まきから50日くらいの間引きニンジンです。

間引き菜の人参は生でもおいしいですよ。また葉っぱも天ぷらにするとおいしく食べられます。12月から1月の寒さでにんじんはとても甘くなります。3月くらいまで収穫しなくても大丈夫なので長く楽しめるところもニンジンのいいところです。

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