葉物野菜の被覆資材あれこれ

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3月になり菜の花が咲く季節になるとほうれん草、小松菜、春菊、コカブなどの野菜が直播で栽培できるようになります。

小松菜、コカブ、水菜、チンゲン菜などのアブラナ科は特に虫の被害を受けやすいので何らかの資材で覆うことが大事になります。

おすすめの被覆資材をふたつ紹介します。

1. 不織布 安い!    使えるのは基本ワンシーズン

不織布はマスクの材料にもなっている資材で非常に軽いです。

野菜に被せる時はべた掛けという方法がおススメです。べた掛けは種まきのあとアブラムシやダイコンサルハムシなどの害虫から守るために使います。

また害虫よけだけではなく保温性があるので3月初めや10月末の寒さ対策にもなります。

ポイントは害虫が入らないように裾をしっかり土やペグなどで閉じることが大事です。

べた掛けはこんな感じです

ゆるくかけるためには幅135センチから150センチがおすすめ

こんな感じでゆるくかけます。何度も言いますが裾はきっちりです💦

不織布のなかで種が発芽して成長すると野菜が軽い不織布を持ち上げ育っていきます。不織布は熱をもたないので野菜に触れても大丈夫です。

小松菜が不織布の中で育つ様子

2.防虫ネット 支柱が必要   大事に使えば何年も使えます

防虫ネットはいわゆるトンネル状にして野菜を守ります。

葉物野菜にも使えますがブロッコリーやカリフラワーなどの大型の野菜にも使用できます。

防虫ネットです。裾をペグで刺すときは防虫ネットが破れにくい細いペグがいいですよ

防虫ネットは重さがあり熱も持つので支柱で支えてトンネル状にして野菜に直接当たらないようにします。

ポイントはネットの幅と支柱の長さを揃えることです。おすすめサイズは幅1.8m。支柱はダンポールやグラスファイバーポールなどの名称でホームセンターで販売されています。

ダンポールです。曲がっても折れず土に刺さりやすいので使いやすい!

防虫ネットを張るとこんな感じです。

不織布と同じように裾はしっかり閉じましょう。支柱のは間隔は大体50センチくらいです。

小型の葉物はうまくいけば二か月くらいで収穫できます。

スーパーで売ってない間引き菜も食べられる魅力もあります。被覆資材をうまく活用して栽培を楽しみましょう!!

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